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祇園祭の2週間だけ食べられる稚児餅

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こちらは、八坂神社南門前にある「二軒茶屋 中村楼」の稚児餅。
祇園祭の7月14日~31日までの2週間だけしか食べられないのです。

二軒茶屋(日文研)km_02_02_009g
拾遺都名所図会 二軒茶屋(日文研HP)

「阿蘭陀が細工にいかぬ我国の祇園豆腐のやはらかな音」と書かれています。
八坂神社の南側に、東側の中村楼と西側の藤屋がありました。
茶屋が二軒あったので二軒茶屋と呼ばれていました。
当時、オランダ人が洛東を通るときに、東方の茶店で休むのがおきまりとなっていたそうです。

文研の中には、こんな記載があります。

「毎年6月1日(旧暦なので、現在の7月1日)には、
炙り餅を串にさして、豆腐に合わせ味噌引きとし、これを合餅(あわせもち)といふ。
氷餅(水無月)にも准し物ならん。
此日、祇園会鉾の児、其外参詣の人々にもこれを出す。
又6月6日にも神楽所(神社内)にて、祭儀の役人にこれを出して、嘉例とす」




そういったところから、
現在では、7月13日の長刀鉾稚児社参の際、
儀式の後に、お稚児さんにこの稚児餅が振る舞われます。
そして、一般の方でもカフェでいただくことができます。
抹茶とセットで1300円です。

お店は2014年リニューアルされて、ちょっとモダンになりました。
前の方がレトロで好きだったので残念・・。


ちなみに、三條若狭屋さんのちご餅は、
中村楼の稚児餅を元に創作されたものです。

DSC09288-2.jpg
藤屋は明治初年までありましたが、今は井戸だけ残ってます。

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プロフィール

萩野 桂(はぎのけい)

Author:萩野 桂(はぎのけい)
京都在住。12月8日生 射手座 B型

亡き祖父である八木毅は、シェイクスピアの研究者で、英訳「アセンズのタイモン」他英訳本を出版。その傍ら、八木絵馬の名で俳句本も出版。そんな祖父の影響を受け、シェイクスピアに幼少より興味を抱く。また谷川俊太郎氏などの影響を受け、詩を書くようになる。
少しでも何かを感じて頂ければ嬉しく思います。

<出版>
新世研「ぼうけんだいすき」(絵本翻訳)
新風舎「たからのはこ」(詩集1編)
新風舎「ゆめのたね」(詩集2編)
新風舎「きみのかけら」(詩集3編)

<賞>
2006年文芸社 VA出版文化賞 ポエトリー部門特別賞
最近応募していませんが、また挑戦するため、ブログの一部を非表示にしています。

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