東北地方太平洋沖地震

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町が消えた
あっという間に
人も家も車も
濁流の渦に飲み込まれた

観測史上最大のマグニチュード8.8が
日本全土を恐怖に襲った

何度も続く余震
押し寄せる津波
建物倒壊
炎上…

響き渡る悲鳴
泣き叫ぶ声

血だらけになりながら
救助を待つ人
逃げ惑う人
放心して座り込む人
家族を探し歩く人

そしてそこに
瓦礫のクズだけが残った

沿岸に打ち上げられた遺体は
300人にも上った

阪神大震災の比ではないそれは
想像を絶するものだった

家族の行方も分からず
家どころか町までも失い
これからどうしろというのか

声にすらならない心の悲鳴が
鳴り響いて止まない

それなのに
僕の住むこの町は
いつもと変わらぬ朝がきて
いつもと変わらぬ時間が過ぎている

テレビの前で
何もできない自分を
もどかしく思いながら
一人でも多くの犠牲者がでないように
ただひたすらに祈りを捧げる





2011年3月11日午後 2 時 46 分
観測史上最大マグニチュード 8.8 を記録する地震が東北地方太平洋沖で発生

地震被害者の無事を祈りつつ、この詩を捧げます。

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

萩野 桂(はぎのけい)

Author:萩野 桂(はぎのけい)
京都在住。12月8日生 射手座 B型

亡き祖父である八木毅は、シェイクスピアの研究者で、英訳「アセンズのタイモン」他英訳本を出版。その傍ら、八木絵馬の名で俳句本も出版。そんな祖父の影響を受け、シェイクスピアに幼少より興味を抱く。また谷川俊太郎氏などの影響を受け、詩を書くようになる。
少しでも何かを感じて頂ければ嬉しく思います。

<出版>
新世研「ぼうけんだいすき」(絵本翻訳)
新風舎「たからのはこ」(詩集1編)
新風舎「ゆめのたね」(詩集2編)
新風舎「きみのかけら」(詩集3編)

<賞>
2006年文芸社 VA出版文化賞 ポエトリー部門特別賞
最近応募していませんが、また挑戦するため、ブログの一部を非表示にしています。

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なお、こちらにアップしている京都ページは、「京都散歩道」に移動しました。

ウェブマガジン「コスマグ」にも記事を書かせていただいています。
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